【感想・レビュー】『勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの仕事術』格ゲーの伝説ウメハラも、努力の人でした

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本記事は「勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの仕事術」の感想・レビュー記事です。


ウメハラがぁ!!!
捕まえてぇぇ!!!
ウメハラがぁ!
画面端ぃぃっ!!!!
バースト読んでえぇっ!!!
まだ入るぅぅ!!
ウメハラがぁっ!!!!
・・・つっ近づいてぇっ!!!
ウメハラがぁ決めたぁぁーっ!!!!


ネットで有名なこのシーン。プロゲーマーのウメハラといえばこのイメージではないでしょうか。
最近(2025年)ではこのシーンがカップ麺のCMで使われて盛り上がりを見せていました。


そんな天才ウメハラとはどんな人物なのか。圧倒的な強さと勝負強さはどのようにして手に入れたのか。
本書ではそんなウメハラの誕生秘話と、努力について学べます。

目次

こんな人におすすめ

・勝負の世界に生きる方

・努力の仕方に悩んでいる方

・メンタルを強くしたい方

基本情報・あらすじ

基本情報

作品名:勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの仕事術

著者: 梅原大吾

出版社:小学館

ページ数:256

作者について

ウメハラ(梅原大吾)は、日本を代表するプロゲーマーであり、対戦格闘ゲームの第一人者。17歳で世界大会優勝を果たし、長年トッププレイヤーとして活躍。

2003年には「ストリートファイター」シリーズでの圧倒的な実績が評価され、「最も長く賞金を稼いでいるプロゲーマー」としてギネス世界記録に認定された。

ゲームの枠を超えた思考法や努力論も注目され、多くの著書を発表している。

あらすじ

ウメハラが長年の経験から培った思考法や努力論をまとめた一冊。勝ち続けるために必要なのは才能ではなく、継続的な努力と戦略的な習慣であることを説く。

ゲームの枠を超え、仕事や人生にも応用できる「勝つための思考法」や「成長し続ける技術」を具体的なエピソードとともに紹介。挑戦し続ける重要性を伝えている。

この本との出会いは

ウメハラといえば、格闘ゲームの世界で伝説的な存在だと知っていました。まさに天才プレイヤーであり、特別な才能を持つ人なのだろうと思っていました。そんな彼の自伝があると知り、どのような人生を歩んできたのか興味を持ちました。

でぱーちゃー

ウメハラがぁ!


また、私は自分の意志力の弱さにコンプレックスを抱えていました。何かを継続することが苦手で、勝負事になるとすぐに弱気になってしまうことも多く、「自分には勝ち続ける才能がない」と感じることがありました。そんなときに目にしたのが『勝ち続ける意志力』というタイトルです。「勝ち続ける」ためには、どんな意志力が必要なのか。そして、それは才能ではなく鍛えられるものなのか。そんな疑問を抱きながら、この本を手に取りました。


あとAmazonのセールで安売りしていて購入しやすかったのもあります(笑)

感想・学んだこと

天才ウメハラも実は努力の人だった

成功者は、みな「特別な才能を持つ人」なのでしょうか。ウメハラの人生を知ると、その考えが大きく覆る。

私もウメハラの名前を知ったとき、彼は特別な才能を持ち、苦労することなくトッププレイヤーとして活躍しているのだろうと思っていました。しかし、本書を読んでその考えが大きく覆されました。彼は決して「順風満帆な天才」ではなかったのです。

ウメハラは幼少期から周囲に溶け込めず、強い疎外感を抱えていたそうです。学校生活になじめず、ゲームセンターに居場所を見つけた彼は、そこでひたすらゲームに打ち込みました。しかし、それは単なる遊びではなく、ひとつのことを極めるための真剣な努力の場だったのです。

彼は他人と自分を比較するのではなく、自分の成長だけを見つめ続けました。この姿勢こそが、彼を世界的なプレイヤーへと押し上げたのです。

また、彼の努力の仕方も非常に印象的でした。勝つことだけを目的にするのではなく、負けた試合の原因を徹底的に分析し、同じミスを繰り返さないように試行錯誤を重ねたといいます。さらに、苦手なプレイスタイルの相手には自ら挑み続け、克服するまで徹底的に戦い続けるという姿勢を貫いていました。このような努力の積み重ねが、彼を「世界一のプロゲーマー」へと押し上げたのです。

本書を読むことで、ウメハラが「才能だけで成功した人」ではなく、「努力の人」であることがよく分かりました。彼のように、自分のペースで物事に没頭し、他人と比較せずに努力を続けることができれば、どんな分野でも成果を出せるのではないかと感じました。

大きな変化をすぐに求めず、日々の成長に幸せを感じる

結果ばかり求めすぎてはいけない。ウメハラの生き方は、努力を続けるための本質を教えてくれました。

ダイエット・勉強・副業など、せっかく頑張ってもすぐに成果が見えないと、諦めたくなることは誰にでもあるはずです。しかし、ウメハラは本書の中で「すぐに大きな変化を求めるのではなく、日々の成長を楽しむことが大切だ」と語っています。この考え方に、私はとても共感しました。


彼はゲームの上達を焦ることなく、小さな成長を積み重ねることに価値を見出していました。たとえば、試合で勝つことだけを目標にするのではなく、新しい戦略を試すことや、特定の動きを少しでも正確にできるようになることに意識を向けていたのです。そうすることで、たとえ短期的に勝てなくても、長期的に成長し続けることができるといいます。

この考え方は、以前紹介した『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』や『好きを力にする』にも通じるものがあります。ジェームズ・クリアーは「習慣の力」を強調し、毎日の小さな積み重ねが最終的に大きな成果につながると述べていました。また、『好きを力にする』では、夢中になれるものを見つけ、それに日々取り組むことが成功への近道であると書かれていました。ウメハラの考え方も、まさにこの2冊と共通しており、「成功する人は日々の努力を大切にする」という法則があるのだと感じました。

過去の記事は↓からどうぞ!とてもよい本です!!

でぱーちゃー

成功者の共通点は努力!!



すぐに結果を求めてしまうと、努力が続かずに挫折してしまうことが多いものです。しかし、「今日の自分が昨日より少しでも成長しているか」を意識することで、継続するモチベーションが生まれます。ウメハラの生き方からは、勝負の世界だけでなく、どんな分野にも応用できる「成長し続けるための考え方」を学ぶことができました。

まとめ

『勝ち続ける意志力』は、天才と呼ばれるウメハラ氏が、どのようにして勝ち続ける力を身につけたのかを明かした一冊でした。

才能だけではなく、試行錯誤しながら努力を続けることの大切さが伝わってきます。また、目の前の成長を大事にし、長期的な視点を持つことの重要性も学べます。
勝負の世界だけでなく、仕事や人生全般に活かせる考え方が満載です。努力が続かない、結果が出なくて焦る、そんな悩みを抱えている人にぜひ読んでほしい一冊です。
2012年と昔の本ですが、世代を超えても読むべき名著でした。

↓から各商品購入サイトへ移動できます。ご活用ください。



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この記事を書いた人

子どもの頃から読書が趣味なサラリーマン。
現在はミステリー・自己啓発を中心に読んでいます。良かった本を共有したい、新しいジャンルに挑戦したいと思いブログを始めました。
[その他の趣味]アニメ・漫画、ゲーム、NBA観戦、筋トレ・ダイエット

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