【感想・レビュー】『超コミュ力』田村淳|コミュニケーションの上手さに話す力は必要ない

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本記事は書籍『超コミュ力』の感想・レビュー記事です。

自分はコミュニケーション力が低い、人とうまく話せない。

こんな悩みをお持ちの方多いと思います。本記事で紹介する一冊で、その悩みが解決するかもしれません。

目次

こんな人におすすめ

・コミュニケーションが苦手で改善したい人

・対人関係で悩みを抱えている人

・柔軟な思考を身につけて人間関係を良好にしたい人

基本情報・あらすじ

基本情報

作品名:超コミュ力

筆者:田村淳

出版社:スバル舎

ページ数:224

作者について

田村淳

日本のお笑いタレント、司会者、実業家。1973年生まれ、山口県出身。お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」として活躍し、鋭いトーク力と高いコミュニケーション能力で多くの番組を牽引している。

あらすじ

お笑いタレント田村淳が自身の経験をもとに、コミュニケーションの本質を解き明かす一冊。

話し上手よりも「聞き上手」であることの重要性、自分の考えに固執せず柔軟に対応する力、人間関係を円滑にするための実践的なテクニックを紹介している。

テレビ業界で培ったコミュニケーション術を一般の人にも応用できる形で解説し、対人関係を良好にするためのヒントを提供する

この本との出会いは

本書との出会いは職場でした。

職場の休憩時間、私はいつもKindleで本を読むのが日課になっています。本を探す時間も楽しみの一つなのだが、ある日、プライム会員特典で無料で読める本のランキングを眺めていると、1位に輝いていたのが田村淳さんの『超コミュ力』でした。普段から人との会話に苦手意識を持っていた私にとって、このタイトルはまさに自分に必要な本だと直感しました。

感想・学んだこと

コミュニケーション力=話し上手ではなかった

「コミュ力が高い人」と聞いて、どんな人を思い浮かべるでしょうか?多くの人は、場を盛り上げる話し上手な人を思い浮かべるかもしれません。しかし、田村淳の『超コミュ力』を読んで、実は話し上手よりも“聞き上手”の方が重要であることを学びました。

私自身、かつては会話の主導権を握ることが大事だと思っていました。相手が話し終わるや否や、自分の話をしようとする癖がありました。その結果、会話のキャッチボールが一方通行になりがちでした。そんなある日、母に「もっと人の話をちゃんと聞きなさい」とたしなめられました。当時は「自分だって話を聞いているのに」と反発しましたが、本書を読んでようやくその意味が分かったのです。
今になって思えば、私と会話をしていた人達は本当につまらないかor疲れていたと思います。

でぱーちゃー

本当に申し訳ない…


では具体的にどうすれ聞くことが上手くなるのか。



本書では「聞く力」を鍛える具体的な方法も紹介されています。例えば、「相手の話の中にあるキーワードを拾い、深掘りする質問をする」や「リアクションを大きくすることで相手に関心を示す」といったテクニックです。これらを意識するだけで、会話が弾み、相手との距離も自然と縮まります。

中でも個人的に印象的だったのは笑顔の練習です。初対面の人にはいつも「怖い」「怒ってると思った」など言われてしまう私。

本書でわざと口角を上げて笑顔の練習をしてみるという一節があり実践したところ、20秒を超えたあたりから顔の筋肉がとてもきつくなりました。30秒以下は笑い慣れていないらしいです。(笑)

笑顔は会話において重要な要素の一つ。自然な笑顔をできるように毎日トレーニングしましょう!

自分の考えに固執しない

「なぜこの人は、こんなにも頑ななのか?」

仕事や実生活でこんな人っていますよね。何を言っても自分の意見を変えようとしない。話してるこっちが疲れてしまいます。

ただそういった人ほどでなくても、私たちも無意識の内に似たようなをしている可能性があります。



本書では、コミュニケーションの失敗や人間関係の悪化の大きな要因の一つが、自分の考えに固執することと説明され、柔軟な思考を持つことの重要性が強調されています。

私自身、過去に仕事でこの問題に直面したことがあります。業務の効率化を図るために、より合理的な作業方法を提案したことがありました。しかし、上司は「このやり方しか正しくない」と一蹴。

私は納得がいかず、どうしても自分の考えを押し通したくなってしまいました。結果として議論は平行線をたどり、関係がぎくしゃく…..

後になって冷静に考えたとき、私自身も上司と同じように「自分が正しい」という考えに固執していたことに気づきました。

でぱーちゃー

その後関係は戻ったけど、今でもこっちが意識しないとまたトラブりそう…



本書では、こうした状況を避けるためには「自分の考えが常に正しいとは限らない」と認識することが重要だと述べられています。他人の意見を受け入れる柔軟性が、より良いコミュニケーションにつながる。特に、人は自分の経験や価値観に基づいて物事を判断しがちであり、それが思考の偏りを生む原因になる。相手の立場に立って考えることが、関係性の改善やよりよい意思決定につながるのです。



まとめ

今回は田村淳さんの「超コミュ力」についてでした。

コミュニケーションは、仕事でもプライベートでも欠かせないスキルですが、苦手意識を持つ人も少なくありません。本書『超コミュ力』では、著者・田村淳さんの実体験をもとに、相手の話をしっかり聞くことや自分の考えに固執しないことの大切さが語られています。

私自身、この本を読んで「話し上手=コミュ力が高いわけではない」と気づき、相手の話を聞く姿勢を意識するようになりました。また、自分の意見にこだわりすぎず柔軟に考えることの大切さも学びました。

人間関係に悩んでいる方や、コミュニケーション力を高めたい方にとって、本書は必ず役立つ一冊です。ぜひ読んでみてください。


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この記事を書いた人

子どもの頃から読書が趣味なサラリーマン。
現在はミステリー・自己啓発を中心に読んでいます。良かった本を共有したい、新しいジャンルに挑戦したいと思いブログを始めました。
[その他の趣味]アニメ・漫画、ゲーム、NBA観戦、筋トレ・ダイエット

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