本記事は書籍「このままの人生が終わったら悔いが残ると思ったら読む本」の感想・レビュー記事です。
「このままの人生で、本当にいいのか?」
ふとした瞬間に、そんな不安に駆られたことはありませんか?
目の前の仕事をこなす毎日、気づけば一週間があっという間に過ぎ、心の奥にある“やりたかったこと”がどんどん遠ざかっていく。
そんな悶々とした日々に、本書『このままの人生が終わったら悔いが残ると思ったら読む本』は静かに、けれど強く語りかけてきます。
何か大きな出来事があったわけではない。でも、心のどこかで「このままじゃ終われない、終わりたくない」という気持ちがある人にとって、本書は自分の人生を取り戻すための“再スタートのスイッチ”となるはずです。
こんな人におすすめ
・今の生活に大きな不満はないけれど、どこか満たされない気持ちを抱えている人
・他人と比べて落ち込んだり、自分の本当のやりたいことがわからなくなっている人
・後悔しない人生を送りたいと願いながらも、日常に流されてしまっている人
基本情報・あらすじ
基本情報
作者について
あらすじ
Amazonでの評価
Amazonでの評価は2025年4月時点で☆3.9です。
またキャリアのカテゴリーでベストセラー1位を所得したこともあるので、人気の作品だとわかります。
ただkindle本によくある最後の方に高評価をお願いする部分があるので、一概に☆評価を鵜呑みにせず、実際に読んでみることをお勧めします。
この本との出会いは
Kindle Unlimitedの中で高評価が並んでいた本書。まず目に飛び込んできたのはそのタイトルでした。
正直なところ、今の生活に大きな不満があるわけではないけれど、「このまま人生が終わってしまったら、きっとどこかで悔いが残る気がする」──そんな漠然とした感情をずっと心の片隅に抱えていた私にとって、この本は何かを変えるきっかけになるかもしれないと思い、自然と手が伸びました。
読み始めてすぐに、その選択は間違っていなかったと確信しました。
また69ページと読みやすい文量だったのも、隙間時間に読むことができて良かったです。
感想・学んだこと
過去を参考にとにかく行動してみる
「自分が本当にやりたいことってなんだろう?」
と立ち止まって考えたとき、すぐに答えが出る人は多くありません。ですが、本書ではそのヒントを“過去”に求めるべきだと教えてくれます。
私たちはこれまでの人生の中で、無意識に「楽しい」「嬉しい」「充実していた」と感じた瞬間を経験してきています。つまり、自分のやりたいことの種はすでに過去の経験の中にあるのです。
本書でも、まずは過去を振り返って自分が何に夢中になっていたのか、どんなときに心が動いたのかを思い出してみることが勧められています。
私自身の例でいえば、学生時代に取り組んでいたバスケットボールの試合で勝利したときや、美しい街並みや自然の風景を見たときに、言葉では表せないほどの充実感を感じていました。
その経験を思い出し、今では日常的にバスケに触れたり、自分の弱さに打ち勝つことを意識して生活しています。
疲れたときには散歩に出かけ、街並みを眺めることで心がリセットされ、以前よりもはるかに充実した日々を過ごせるようになりました。
大切なのは、完璧な答えを出すことではなく「とにかく動くこと」です。頭の中で考えているだけでは何も変わりません。成功か失敗かよりも、「やったか、やらなかったか」の方がずっと大きな意味を持ちます。以前紹介したバスケ選手の渡邊雄太さんの本でも、「可能性とは、挑戦者だけが持てる勇気のことである」と語っています。挑戦しない限り、可能性の扉は永遠に閉じたままです。
↓過去の記事はこちらからどうぞ!!

「何かやりたい」と思ったなら、まずは動いてみましょう。動いた先に、きっと自分らしい人生へのヒントが見つかるはずです。
辛い経験をしてきた人ほど強い
「どうして自分ばかりがこんな目に…」
そう感じることの多かった過去が、今では自分を支える大きな土台になっています。本書では、辛い経験を乗り越えてきた人ほど強くなれるということを、力強く、そして優しく語りかけてくれます。
人生において、挫折や苦しみは避けられないものです。しかし、それをどう受け止めるかが、その後の生き方を大きく左右します。本書では、自分のコンプレックスや後悔すらも、乗り越えたあとの糧になると教えてくれます。そして、その痛みを知っているからこそ、人に優しくなれたり、深い共感力を持てたりするのです。
私自身、家庭環境に問題を抱え、何度もいじめを経験してきました。当時はただつらく、逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。しかし、今振り返ると、それらの経験が私を精神的に鍛えてくれたことに気づきます。小さなトラブルや批判では動じない、しなやかで強い心が育まれたのです。
過去の傷やコンプレックスは、ただの苦しみではありません。見方を変えれば、それは自分を磨いてきた証であり、これからの人生の武器にもなり得ます。本書は、そんな視点の転換を促し、どんな過去でも今のあなたを輝かせる力になるのだと教えてくれます。
もし今、過去にとらわれて前に進めないと感じているなら、その経験を「自分を強くする糧」に変えるタイミングがきたのかもしれません。
まとめ
今回は「このままの人生が終わったら悔いが残ると思ったら読む本」の感想・レビュー記事でした。
現代に生きる私たちが見失いがちな「本当にやりたいこと」を思い出させてくれる一冊です。過去の経験に目を向け、行動を起こす勇気を持つこと。
そして、辛い経験を糧に前に進む力を得ること。そのすべてが、悔いのない人生へとつながっていきます。小さな一歩が、あなたの人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
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