本記事は書籍「アイデアのつくり方」の感想・レビューです。
何か新しいものを作り出したいけどアイデアが思いつかない。成功しているあの人はどうしてあんなに素晴らしいアイデアを思いつくのだろう。
アイデアを考えるとき、このような思いを一度は感じたことがあるのではないでしょうか。今回紹介する書籍「アイデアのつくり方」では、そんな悩みを解決してくれる、アイデア作りにおける原理と方法を学ぶことができます。
自分で何かを作り出す活動をしている方には是非読んでいただきたい一冊となっています。
こんな人におすすめ
・アイデアが思いつかなくて悩んでいる人
・新しい物を作り出したい人
・クリエイティブな活動をしてみたい人
基本情報・あらすじ
基本情報
作者について
あらすじ
この本との出会いは
この本との出会いはとある自己啓発系YouTuberの動画でした。
当時副業を始めてみたいと考えていた私は、どんなジャンルや内容にするか悩んでいました。副業が当たり前となりつつある現代で、他社とは違った強みを持った副業を見つけるのは難しいです。
そんな悩みを持っているときに見た動画で紹介されていたのがこの「アイデアのつくり方」でした。
感想・学んだこと
まず驚いたのは本書の薄さ。ページ数がたったの100ページしかないのです。私が持っている自己啓発・ビジネス書はすべてもっと分厚いので、「たったこれだけで大丈夫?」と感じました。
しかしそんな心配はすぐに消え去りました。洗練されたデザインには無駄がないように、本書もたった100ページにすべてが詰まっていました。
原理と方法をまずは学ぶべし
私たちはアイデアを考えようとするとき、すぐに結果を求める傾向があります。本書ではアイデアの居場所の探し方を学ぶのではなく、そのアイデアが生み出される方法と原理を学ぶべきだとしています。
何事も基礎をおろそかにしては成功できません。花を咲かせたいならまずは土と水と光を意識するように、アイデアを作りたいのならアイデアがどのようにして生まれるかをまず知ることが重要であるのです。
何かを始めるとき、基礎の習得をめんどくさがり小手先のテクニックだけで成功しようとしてもダメなのと同じですね。
インプットなくして閃きはない
本書曰く、アイデアとは無から生まれることはなく、既存の要素の組み合わせによって生まれるとのこと。
なるほどたしかに大ヒット商品などには、まったく新しい画期的なものの他に、機能と機能の掛け合わせでできているものもありますよね。
また意見や考えを付箋などに書き出すブレインストーミングなどの手法は、まさにこの既存の要素と要素の組み合わせを可視化によりやりやすくする手法です。
ならばこの組み合わせの材料を多く持つことが、いいアイデアを生み出す土台になるのです。
私自身この考えは非常に納得しました。
副業のアイデアを考える際に、頭の中だけで考えていた時は何も思いつきませんでしたが、ネットで調べることで「これとこれを組み合わせて見るのはどうかな?」といったアイデアが生まれました。
そのアイデアは結局採用しませんでしたが、アイデアが既存の要素と要素の組み合わせだということを学べたいい体験でした。
まとめ
今回は書籍「アイデアのつくり方」の感想・レビューでした。
何事も小手先だけのテクニックでは大きな成功は収められないこと、成功までには時間がかかることを学べました。流石100年も読み続けられるだけある、素晴らしい一冊でした。
本書ではアイデアのつくり方の方法と原理を、今回お話したインプットを含めて5段階に分けて説明しているので、是非実際に読んでみて下さい。
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最後までお読みいただきありがとうございます。良かったら感想やXのフォローよろしくお願いします。
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